妻のことが大好きすぎる夫のブログ

元・女性不信、現・極度の愛妻家が、自らの経験から得た夫婦円満のための工夫や方法をお伝えします。その他鍼灸情報や様々な経験を書いていく雑記ブログです。

【番外編】世界同時不況の中で届いたクリスマスプレゼント

こんにちは。やすさとです。

 

皆さんはクリスマスと聞いたら何をイメージしますか?

恋人との時間?プレゼント?特別なディナー?サンタさん?

いろんなイメージがわきますよね。

 

私は小さいころ変わった子供だったので、サンタさんにお願いしたのは

『でんパチくん』という子供向け電動パチンコ機でした。

9~10歳くらいの子供が家の壁にパチンコ台を立てかけて

チーン!ジャラジャラ...チーン!ジャラジャラ...

 

床に座り込んでひたすらパチンコ台のハンドルを延々回し続けている姿・・・

シュールですね・・・(;^ω^)

 

そんな私が十数年後に経験したクリスマスイブ、

仕事場で特別なプレゼントが届いたんです。

 

 

2008年、某日。

私は中国地方にある自動車会社の、関連下請けで検査員として働いていました。

その頃の私は、まだ正社員として働き始めてまだ半年足らず。

半年以上にわたって就活に失敗し、ようやっと正社員として働き始めたところでした。

大好きだった車関連の仕事ということもあって、自分にできる精一杯で、毎日頑張っていました。

 

ところが、9月にあの恐ろしい出来事が起こります。

そう

『リーマンショック』

です。

あの出来事は、自動車産業にも大きな影響を及ぼしました。

私の勤めていた会社にも、当然のごとくその余波が来ました。

毎日忙しく働いていたのに、急に仕事が激減。

やることがなく、社員の顔もどんどん元気がなくなっていきます。

しかし、正社員だった私はボーナスこそ少なくなろうけれども、基本給はいただけていたので少し楽観的に考えていました。

 

また別の機会でお話しますが、その当時お付き合いしていた女性と結婚も考えていました。相手方も仕事を辞め、バイトに切り替え、結婚することができるよう準備を始めていたようでした。

 

そして迎えた、12月24日のクリスマスイブ・・・

 

私たちの会社にサンタ・・・ではなく数名の会社の役員らしき方が、本社から突如訪問されました。

 

スーツとネクタイに身を包み、現場の私たちとはあまりに違う雰囲気の方々。

長年勤めていた社員の間で、

『おい、あの人本社の・・・』

みたいな会話があったように思います。

 

そしてその方々から、私を含め12名が、隣の会議室に呼ばれました。

 

会議室に集められた私たちは席に着くこともなく立っていると、その役員の方々が入ってこられました。

 

そして、開口一番こう言ったのです。

『皆さん、皆さんは明日から会社には来なくて結構です。そして今日は、もうお帰りいただいて結構です。給料は一か月分補償いたします。申し訳ありません。』

そして頭を深々と全員下げたのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

その場の全員が沈黙しました。

そう、リストラです。

あっという間の出来事でした。

私たちは一瞬で仕事を失いました。

 

 

役員が退散し、社員の方々が真っ青になっていました。

長年勤め、定年までまだ時間のある方、

先日『こないだ家を建てたんだよ』と話されていた先輩、

『子供が二人いてね』と楽しそうにされていたベテラン社員さん・・・

様々な状況で頑張ってきた方が、突然絶望の淵に落とされました。

 

私は実家から通っていたので、親に連絡し、職を失ったことを伝えました。

父親は、何も責めず『またがんばろうや。今回は仕方ない』と言ってくれました。

しかし、付き合っていた彼女に電話するのには、手が震えました。

 

『ごめん、仕事失った・・・』

彼女が言ったことはこうでした。

『え!?どうしよう・・・私も正社員やめちゃったよ?』

そのあと、彼女に『また頑張るから待ってて』と伝えながら、苦しい気持ちに耐えて説得していたことを覚えています。

 

電話を切った後、空を見上げて少し笑いました。

 

涙が頬を伝って落ちるのを、拭う気力もありませんでした。

 

『クリスマスに届いたプレゼントは、肩叩きか・・・』

 

誰も居ないホームで、呟きました。

 

今思えば、そこから彼女との歯車が狂い始めたのかもしれません。

 

 

 

13年前、私はこのことをきっかけに職を失い、ブラック企業に勤め、腰椎ヘルニアになり、彼女に裏切られ、女性不信に陥っていきますが...

 

今私たちの周りに起きている状況は、この時以上に苦しいものかもしれません。

そして、私なんかよりもずっと苦しい思いをされた方がたくさんおられます。

今も苦境と戦い、病と闘っておられる方が大勢おられます。

 

今の私も、自分と愛する妻を守ることで精いっぱいではありますが、

同じように職を失う経験をされた方と、病と闘われる方のために祈ります。

 

そして、鍼灸師として、身近にいる方々のためにできることを精一杯やっていこうと思います。

 

 

読んでくださった皆様と、世界中全ての方に祝福がありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

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