こんにちは。やすさとです。
皆さん、パートナーとコミュニケーションをどのように取ってますか?
コミュニケーションには様々な形がありますが、夫婦間におけるコミュニケーションとはどのようなものでしょうか?
どんなコミュニケーションが、夫婦の間での良い経験となっているでしょうか?
今回は私が結婚生活で、コミュニケーションについて学んできたことをお伝えしたいと思います。
結婚生活におけるコミュニケーション
結婚生活で、最も大切にするべきものは仕事でも、趣味でもありません。
仕事も大切ですが、何よりも大切にする必要があるのはパートナー(伴侶)です。
パートナーの喜びなくして、良好な夫婦関係はあり得ません。
結婚生活におけるコミュニケーションには、このようなものがあると思います。
夫婦間のコミュニケーション
・夫婦の間で交わす言葉
・言葉以外での方法で伝えるもの
・パートナーに対する思いや気持ち
・パートナーに対する行い
・パートナーに対する望み など
パートナーへの愛のある思いが、喜ばせる行いにつながり、その行いが良好な夫婦関係につながる手段になります。
良好なコミュニケーションは愛の表現
例えば、昔テレビで見たあるCM(O・ヘンリー 賢者の贈り物より)は素晴らしい夫婦間コミュニケーションの方法を表していました。
世代によっては、ご存じの方もあるかもしれません。
このようなお話です。
妻は、愛する夫に金時計の鎖を買ってあげたいと自慢の髪を売ります。
時を同じくして、夫もまた、愛する妻のために鼈甲の櫛(べっこうのくし)を買うために、金時計を売ってしまったのです。
互いに贈り合ったものは結局無駄でした。
でも、二人は相手を思う心という素晴らしいプレゼントをし合ったのです・・・
という内容です。(子供の時、私はこのCMが大好きでした。)
つまり、パートナー間での良好なコミュニケーションは、愛の表現です。
良好なコミュニケーションは、愛を育て、強くします。また、互いのことを理解する助けになり、信頼関係を強くします。
信頼関係が強くなることで、相手への尊敬の気持ちも強くなります。
尊敬の気持ちを抱くことにより、夫婦間でのトラブルを避けることができるようになります。
良好な夫婦関係を築くには
夫婦の間で積極的に愛のあるコミュニケーションをとることは必要不可欠です。
愛のあるコミュニケーションのためには、相手を理解し、一致する必要があります。
最初のうちは簡単ではないとおもいます。
なぜなら夫は男性、妻は女性であり、たとえ知識として異性のことを勉強していても、実際に目の前に起こる性別の違いによる生活習慣の違いすら、慣れるのに時間がかかります。
例えば、生理現象に関しても、男性は女性の生理現象について『はじめから理解できている人』はほとんどいないのではないでしょうか?
人にもよりますが、女性は3週間~4週間おきに性周期(生理)が来て腹痛を伴い、それによる体調の変化と不調がある。更に出血に伴う苦労や苦悩など、男性は知る由もありません。
女性の皆さん本当にごめんなさい。男性は知らないのです。
男性は教えてもらわないと知識も経験もないのです。
パートナーがもし、自分の生理現象について無知が原因で、今現在あなたを思いやることができていないなら、ぜひ解るまで大変さを教えてあげて下さい。
それでも、あなたに理解を示そうとすらしないなら、その人はあなたを愛することに長けていないかもしれません。
夫と妻は、多くの場合体のつくりから生じる生活習慣の違いだけでなく、それぞれが育ってきた環境から生まれる違いがあります。
例えば、私は親子4人の環境で育ちましたが、妻は計5世代、家族合計10人以上が家の中に住んでいました。
『全てが同じ習慣』などあり得ませんでした。
それらの文化の違いとも言えるほどの違いを埋めるために行った最初のことが
『お互いの家族のことをたくさん話す』でした。
良いことも、悪いことも、話せることは何でも話し合って、自分達の経験と考え方や理解を少しずつすり合わせ、受け入れていきました。
しかし、それだけでは良好な夫婦生活を築くコミュニケーションとしては不十分です。
私たちが互いに歩み寄り、さらに一致するために
・愛をもって相手に接することをいつも心がけること
・相手のためにいつも祈ること(関心を示すこと)
・相手と、相手の家族の悪口を絶対に言わないこと
・何かを言いたくなったら前向きな言葉で言い換えること
・相手に対して少しでも悪い気持ちを感じたら、すぐに謝ること
・愛をもって、相手を赦すこと
これらのことを夫婦で話し合い、家族ルールとして決めました。
もちろんこれらを実行するためには、忍耐も度々必要でした。
しかし、愛すること、ポジティブな関係を築く努力をする事、謝ること、赦すことを繰り返し繰り返し努力してお互いを思い合うことによって、全くケンカの無い家庭すら作ることができました。
特に、相手に謝る、赦すということはとても勇気が要ることかもしれません。
それでも、それを行うたびに、パートナーも自分も、態度や行いが少しずつ、しかし確実に変わっていくと知っています。
良好な家族関係を築くには、積極的かつ効果的なコミュニケーションを取り、『幸せな家族をつくる』という目標に向けて一致することが必要です。
簡単なことではありませんが、できないことは決してありません。
このメッセージの続きに関しては、また別の機会に書こうと思います。
長くなりすぎるので、今日はこの辺で終わろうと思います。
今は大変な時期ですが、このメッセージが少しでも皆様のお役に立ちましたら幸いです。
読んでくださった皆様に祝福がありますように。感謝を込めて。
やすさと