こんにちは、やすさとです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
私には70歳を過ぎた父が居ます。
正義感が強く、曲がったことが大嫌いな人です。
おまけに子煩悩でフェミニスト。
私が地上で最も尊敬する人です。
もちろん「機嫌が悪い時は何を言っても聞かない」「言い出したら意地でも曲げない」などの欠点もありますが、それを上回る素晴らしい父親です。
今回は、父から学んだ『異性(女性)に関する教え』をお話したいと思います。
父の教え①女性と子供には優しくしろ
先程少し書きましたが、私の父は根っからのフェミニストです。
とにかく女性に優しく、それでいていつも男らしい人です。
決して女性にデレデレとしません。
そんな父が、私に何度も語った言葉が「女性と子供には優しくしろ」でした。
「なぜなのか」という具体的な理由は言いませんでした。
しかし、それを父は実践して私に示しました。
母のために時間と労力を犠牲にするのを見てきました。
父は母に尽くし、奉仕し、家族のために働き、子供をよく誉めました。
私が子供の頃から、父が母を助けているのを見てきました。
そのため、私も「女性には優しくしなければならない」と学んで成長しました。
父の教え②女性には絶対に手を上げるな(暴力を振るうな)
DVという言葉を最近多く耳にしますが、父はこの言葉とは無縁でした。
母に暴力を振るったところなど、一度も見たことがありません。
両親の夫婦喧嘩はありました。理由は知りません。
しかし、それはあくまでも口論に止まるものでした。
父は「女性には絶対に暴力を振るうな!」と厳しく教えてきました。
そして「女の子は守ってやれ!」と、私と弟に武道を習わせました。
父は女性を大切にし、暴力を振るわず、言葉だけではなく模範でも私に教えました。
そんな父に、一度だけ顔を思い切り叩かれたことがあります。(グーではない)
それは、当時10代で反抗期だった私が、母親の悪口を言った時のことです。
バシッ!という激しい音と共に、顔が熱くなったのを覚えています。
父が初めて私に手をあげた瞬間でした。
「母さんの悪口を言うんじゃない!」
と非常に怒っていた父の顔を、今でも忘れることができません。
私はその時、「父は母のことを大切にしていた」と知りました。
この時以外、父が誰かに手をあげたのを見たことがありません。
子供の暴言から母を守った父の模範に感謝しています。
父の教えが私にもたらしたもの
父から教えられた
・女性には優しくしろ
・女性には暴力を振るうな
というこの二点は、私の人生で大きな意味を持ちました。
妻と付き合い始めてから、この意味が分かるようになりました。
父が示した『女性には優しく、暴力を振るわない』という模範を見て育ったので、私は結婚してから妻を大切にすることが容易にできました。
更に、クリスチャンとして福音(キリストの教え)を学び、実践する事によって『夫婦の間で一度も喧嘩がない関係』を築くことができました。
父はクリスチャンではありませんが、聖書にある『隣人を愛せよ』という言葉を、人生で示しました。
父はまず言葉で「やるべき事とやってはいけない事」だけ教え、自ら実践して模範で示し、理由は自分で考えさせる」という素晴らしい父でした。
そのおかげで、妻を大切にする理由を考え、実践して知ることができたので、その教えが身に付きました。
もし、父の言葉と行動が一致していなかったら、私は何も学ばず、言うことも聞かなかったでしょう。
自分の言葉を実践してくれた父の模範に感謝しています。
そして、自分も父の様に妻を大切にする、立派な夫になりたいと思います。
やすさと