やすさとです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
冷麺が好きな私ですが、温麺もかなり好きです。
今回は今週のお題「好きなお店」最終回として、温麺も少し書こうと思います。
広島県福山市「中華そば 棗(なつめ)」
今回『麺スキーやすさと』がお勧めするのは広島県福山市のラーメン屋さんです。
福山には多種多様なラーメン屋さんが存在します。
尾道ラーメンがベースのラーメン屋さんから、魚介系、豚骨系、スープにこだわりを持っていて『麺は残してもスープは全部飲んでくれ』というお店まで様々です。
そんな中で、私がお勧めしたいのはこちらです。
広島県福山市にある『中華そば 棗(なつめ)』さんです。
福山市の北部支所の近くに存在するこのお店は、チェーン店ではなく地元密着型のお店で、ある芸能人のお顔にそっくりな大将が居ます。
棗さんの味の印象は『とにかく優しい』です。
ラーメンではなく『中華そば』と書かれているように、個性的で強く印象に残るオリジナルラーメンというよりも、優しく飽きが来ず、何度でも通いたくなる味です。
辛い中華そばもありますが、それでも優しい印象が残ります。
恐らく、この中華そばを作る大将の人柄が出ているのだと感じます。
大将とは何度かカウンター越しにお話ししたことがありますが、とても真面目で優しい方でした。
真摯にお客様に喜んで頂けるように、真剣に取り組む職人気質も感じました。
こちらが中華そばです☟(写真は棗さんのFacebookより許可を得て掲載)
チャーシュー麺はこちら。
麺が見えないっすよ(笑)チャーシューはやわらかくて美味しいです。
尾道に近い福山では、背脂がラーメンや中華そばにトッピングされます。
背脂を入れたほうが味としては濃くなりますし、より本来の味を楽しめると思います。
しかし、地元の方でも背脂は苦手という方もおられますので、気軽に「背脂抜き」を注文してもらうことが可能です。
味は、あっさりとしたしょうゆベース。細くてわずかに平麺なので麺にスープがよく絡みます。
味が強すぎないので、辛いものが苦手な子供さんでも食べやすいと思います。
実際、味覚過敏気味で強い味を苦手とする妻でも、こちらの中華そばは「美味しく食べられる」と言っていました。
このお店の特徴の一つは、サイドメニューがどれも美味しいこと。
チャーハンはパラッとしていて食べやすく、どの店内のそばと合わせて食べてもぶつかりません。
特に、唐揚げは少し驚きました。
普通のから揚げとは違い、特別な衣によってカリカリ食感に仕上がっているのです。
お肉が「やわらかく」衣はスナックの様な「カリカリ」。食感の対比はとても楽しく、中華そばと交互に食べることで、飽きが来る前に食べ終わってしまいます。
味はしっかりしていますが、他のメニューと喧嘩することはありません。
ぜひ食べてみていただきたい逸品です。
私が過去ハマったメニューはこちら『まぜそば』です。(撮影:やすさと)
一見汁なしタンタンメンのようにスープが見えないのですが、器の底の方にタレが仕込んであります。混ぜ始める時少し手こずるかもしれませんが、混ざり始めると綺麗に麺がほぐれながら絡まっていきます。
赤いものが見える通り少し辛いのですが、卵黄が絡むと気持ちのいい辛さに変化して、最後まで一気に食べてしましました。
行儀が悪いと言われると思いますが、口いっぱいに頬張って食べるのが幸せでした。
私は辛すぎるのは苦手ですが、こちらは気持ちよく食べられる辛さでした。辛さに弱いためか、少し頭皮に汗をかきました。
季節限定メニューとして登場したので、今後また登場するか分かりませんが、出てきたら必ず食べたいと思っています。
現在は店舗での食事だけでなくテイクアウトも行っています。
5月末から休業されていましたが、明日6/3から営業を再開されるので、広島県福山市に行かれる際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
おススメです。
やすさと
お店情報(Facebookページ)