こんにちは。クリスチャンのやすさとです。
聖書を勉強するなかで、興味深い聖句を見つけましたのでお話ししたいと思います。
このメッセージが皆様の生活のお役に立てれば幸いです。
それでは、今回もよろしくお願いいたします。
マタイによる福音書7章24節~27
24 それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。
25 雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである。
26 また、わたしのこれらの言葉を聞いても行わない者を、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができよう。
27 雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。
(参考文献 新約聖書 口語訳 日本聖書協会)
家族の中で作り上げる土台
この言葉は、意味としてはシンプルなものです。
イエス・キリストの教えを聞いて行う人は、悪魔の誘惑や試練に遭ったとしても、その誘惑や試練に耐え、乗り越えることができる。
しかし、教えを学んでも行わない人は、悪魔の試練や誘惑に遭った時、試練に耐えるだけの土台が無いために簡単に負けてしまう。
という内容です。
この記事を読んでくださっている方の中には、クリスチャンではない方もおられるでしょう。
そこで、次のような表現に変えてみるといかがでしょうか?
『良い教えを学んで実践する人を、強い愛情と信頼関係の上に家族を作る賢い人に例えることができる。
試練があり、誘惑が押し寄せ、いわれの無い迫害の言葉がその家族を打ち付けても、その家族が崩壊することはない。強い愛情と信頼関係の土台ができているからである。』
愛するパートナーや子供を幸せにするために、私たちは良いことを学んで実践し、伝えようとします。
パートナーや家族を愛し、努力すると、愛を受けた人との絆や関係は強くなります。
それが大切な人であればあるほど、試練や誘惑に耐えることができます。
私達夫婦も、貧困や病気、怪我、流産などたくさんの試練に遭い、いわれの無い迫害も経験しました。
しかし、その度に支え合い、常に助け合いました。
そして、妻の深い愛と支えのお陰で、それらを乗り越えることができました。
決して楽ではないですが、試練を乗り越える度に、互いへの愛情も、信頼関係も強くなったと思います。
我が家の工夫
どんなに良い教えでも、どんなに愛情を持っていても、自己満足しているだけでは強い土台や絆にはなりません。
良い教えは実践しなければ成長できず、
愛は示さなければ伝わりません。
示し方はそれぞれですが、あなたの形で、その愛が大切な人に伝わるように工夫してみてください。
我が家では、結婚当初夫婦で話し合って、夫婦間にこの様なルールを設けました。
我が家ルール
①『小さな事でも言葉に出して感謝しよう』
②『お互いの悪口は言わない(相手を裁かない)。』
③『改善点は前向きな言葉で伝える。』
この3つだけでも、お互いに感謝と敬意を持つことができ、愛情を深めることができます。
ぜひ、大切な人に対して試してみてくださいね。
読んでくださった皆様に、祝福がありますように心からお祈りしています。
感謝を込めて。
やすさと