こんにちは。1,000人規模の男子校出身やすさとです。
今日は、実際に私が経験した90年代男子高校「あるある」(?)を書いてみたいと思います。
すべての男子校に共通するかはわかりませんが、お楽しみいただければ幸いです。
ノークレームでお願いします。
- ①教師はやっぱり男ばかり
- ②進路指導室が「組」の事務所っぽい
- ③必ず1つは全国レベルの強豪クラブがある
- ④毎年必ず退学者がでる
- ⑤チアガールがいたら、自校の選手より相手チームにかぶりつき
- ⑥強豪武道クラブのある体育授業がない
- ⑦購買は戦場
- ⑧男子生徒からのラブレター
①教師はやっぱり男ばかり
これは男子校だからなのか。
家庭科と、保健室の先生以外に女性の先生はいなかった。
事務には女性がいたような気がするけど、もちろんマダムだった。
②進路指導室が「組」の事務所っぽい
90年代の男子校。まだまだビーバップハイスクールが大好きな人間も多く、気合いの入った生徒もいる時代。
教師陣も漫画に出てくるような強面のおじさんがズラリ。
もちろん優しい先生もたくさんいたけど、「職業、間違えました?」って思わず聞きたくなる方も多かった。
進路指導室にタバコの臭いがしみついている?あたりまえですよ。そんなの。
進路指導の教師に頭を捕まれて、無人の教室に引きずり込まれた生徒。
「ふざけんなおらぁーっ!」という怒声とともに激しい物音が聞こえた。
彼のその後は知らない。
※あくまでも90年代のお話です。
③必ず1つは全国レベルの強豪クラブがある
「男子校」・・・そこは「キャッキャウフフ♥」なんて黄色い声とは無縁の世界。
あるのは厳しい上下関係、弱肉強食、男子同士というある意味無法地帯な環境。
そして青春を部活動に捧げた熱き「漢」達が全国から集う場所。
野球、柔道、剣道、バレーボール、ボクシング・・・今日も「代表争い」という名の血で血を洗う抗争が始まる。
彼らの目標は「全国大会出場」ではない。「全国制覇」なのだ。
保健室に行ったら、上半身裸で窓に腰かけたボクシング・インターハイチャンピオンが黄昏ていたのは良い思い出である。
④毎年必ず退学者がでる
私が通ったのは男子約1,500人の男子校。1学年約500人。最大16クラス。
右を見ても左を見ても男だらけ。
それだけ人間が集まれば、いろいろあるもの。
毎年50人以上が退学していったらしい。理由は知りたくない。
⑤チアガールがいたら、自校の選手より相手チームにかぶりつき
高校野球県大会予選。対共学高校。
こちらの応援は「かっとばせー!○○○!××倒せー!オーッ!!」みたいな熱苦しい男一色の掛け声。
最初はよかった。みんな試合に集中していた。
しかし中盤、相手高校の応援団が本気になった。
チアリーディング部隊が全力応援!まさかのピラミッド!
(球場でまさかのコレ☟ビビった。)
黄色い歓声!黄色い応援!可愛い女子のはじける笑顔!!
うちの男子どもは興奮のあまりネット際まで走りよる者が続出、相手高校のチアを見るために必死になっていた。
そりゃあ、試合にも負けるぜ・・・気持ちは解るが。
⑥強豪武道クラブのある体育授業がない
私の通った男子校は、柔道・剣道などの授業がなかった。
理由を聞いたら「死人が出たらいけないから」って言われた。
⑦購買は戦場
食事方法は3つあった。持参の弁当か、購買のパンか、食堂か。
食堂は安くて美味かった。でも、時間が決められていて、3年生→2年生→1年生の順番が決まっていたので平和だった。
しかし、購買は違った。弱肉強食・早い者勝ち。
破れた戦士はその日、霞を食うことになる。
⑧男子生徒からのラブレター
所属クラブに美形の先輩がいた。
その先輩がラブレターをもらった。クラスメートから。
そこには「君がいないと生きていけない」って書いてあった。
いかがでしたか?
楽しんでいただけましたら、続編をまた書いてみたいと思います。(ネタはまだまだあるので)
今日も皆様に豊かな祝福がありますようにお祈りしています。
やすさと