こんばんは。クリスチャンのやすさとです。
今日は、新約聖書の『マタイによる福音書』に夫婦関係が壊れる理由が書かれていたので紹介します。
また、その原因を回避する私の工夫を、後半に書いていますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
今回も宜しくお願いします。
聖書・聖典に書いてある「家庭が壊れる原因」
マタイによる福音書12章25節
25 イエスは彼らの思いを見抜いて言われた、「おおよそ、内部で分れ争う国は自滅し、内わで分れ争う町や家は立ち行かない。
内部で争う国は自滅し、内輪揉めする町や家は成り立たなくなるという意味です。
※内輪揉め・・・家内の争い。見方同士の紛争。内輪喧嘩。(広辞苑より参照)
非常に簡潔な真理だと思います。
この聖書の言葉に関連する聖文が、キリスト教のモルモン書と呼ばれる聖典に書かれています。
アルマ書51章16節
16 彼が第一になすべきことは、民の中にこのような争いと不和をなくすことであった。というのは、見よ、民の中の争いと対立がこれまで彼らの被ったすべての滅亡の原因となってきたからである。
ここに書いてあるのは、この時代(紀元前約70年頃)の、国のすべての滅亡に繋がったのは、民の中の争いと対立が原因だったため、まず指導者がなすべきことは民の中にある争いと不和を無くすことだったということです。
つまり、争い・不和・対立が家でも国でも崩壊の原因だと書いてあります。
家庭の中で大切なもの
夫婦間で、主に大切なのは「愛・一致・平和」です。
そのために夫婦共に大切な行動は、「3つのL」と言われます。
LOVE・・・愛すること
LIFT・・・支持すること、ほめること。
LEARN・・・相手から学ぶこと。学ぼうとする謙遜な姿勢。
この精神を実践する時、多くの対立を避けることができます。
私が妻との不和を避けるために気を付けていること
口に出した約束を守る
上記のLOVE、LIFT、LEARNを口で言うのは簡単です。
しかし、この『3つのL』は意識して行わないとなかなかできません。
そのために、私は特別な戒めを自分に課しています。
それは、『約束したことは果たす、もしくは果たせるように全力を尽くす』ということです。
私は妻を「愛しています。必ず幸せにします。」と約束しました。
そのために、どう愛したらいいのか?どうやったら妻は幸せになるのか?をいつも考えるようになりました。
そして、失敗を重ねながら、努力も重ねてきました。
いつも意識して、妻を喜ばせたいという思いで行動するうちに、
・自分の言葉を抑えること(忍耐する事)
・心を前向きにする励まし方(元気づける事)
・誉めること(細かいところまで良いところを観察する)
などをおおよそ自然に実践できるようになりました。
これらは最初からできたわけではありません。はじめは互いの思いを誤解したり、求められていることを勘違いして、妻が泣いてしまったこともあります。
そんな時も、私は妻に謝り、自分よりも妻を大切にする気持ちで行動し続けたことで、今の強い絆が生まれました。
自分を無理に抑制することが大切、ということではありません。
これは、大きなストレスにつながることがありますので、あまりお勧めできません。
そうではなく、自然の自分で生活し、それでいて「相手が傷つく・誰も幸せにならない」と思う言葉は自分の中で「思う」ことがあっても、口に出さないだけです。
もし、何か伝える必要があるのなら、パートナーが前向きになり、進歩成長できるよう愛をもって言葉を選んでみましょう。
その方法は簡単です。
①自分が言われて嬉しい言葉なのか?
②自分が言われたら嫌な言葉なのか?
という二点が選び方の基準です。
あなたが言われて嫌な言葉は、相手が言われても嫌な言葉となる可能性が高いからです。
発言前に一瞬の「待ち」を作る
夫婦の多くの不和は「言葉」から生まれます。
本来言わなくてよかった言葉、言ってはならなかったのに、感情に任せて出してしまった言葉。
そんな小さな言葉によって生じた傷が、大きな亀裂に発展することがあります。
何か「言いたくなった」ら、一瞬だけ待ってみてください。
その一瞬の「待ち」が、心の中で言葉を選ぶ時間となり、後のあなたの大きな祝福になるかもしれません。
最初は難しいかもしれません。でも、「待ち」は意識すれば出来るようになります。
ただ、無理はしないでください。
ストレスが溜まり過ぎている時などは、自分を責めたり傷つけることがあるかもしれないからです。
愛するパートナー、そして愛する子供さんに、あなたの愛が届きますようにお祈りしています。
読んでくださった皆様に祝福がありますように。感謝を込めて。
やすさと