こんにちは。中学生時代は、まさに中二病だったやすさとです。
今回は、私の中学生~高校生の時の経験談をお話したいと思います。
この経験は、私の誇りである「努力家イケメン」こと『弟(K氏)』が、私に対して、2度「イケメン一本勝ち」を決めた時のお話です。
これからの話はその一本目です。
笑っていただくか、同情していただけるかは読み手の皆様次第ですが、私の中では
「この経験があって、今の奥さんとの結婚がある」
と割り切っていますので、楽しんでいただければ幸いです。
とりあえず、これは私の黒歴史なので、文脈が暴走気味になると思います。
それでは、今回も宜しくお願いいたします。
(今日から新しいカテゴリー「黒歴史」を追加します。元カノの話は後程「黒歴史」に分けておきます。)
第一次兄弟大戦 第一幕「女子生徒からのラブレター編」
中学3年生の頃です。
私はそれなりに、「モテ期」が来ていたように思います。
正直モテる顔というわけでもなかったと思いますが(性格は中二病)、一部の女子に好かれたことがありました。
当時はもちろん独り者で、「彼女」という響きに憧れていました。
後に「彼女」で恋が燃え上がるどころか大火傷するわけですが・・・(別記事参照)
受験を控えていた私のもとに、同じクラブの女子を通して、他校の女の子から「ラブレター」が届きました。
内容は割愛しますが、書いてあった言葉の中にこんな奇跡の言葉が。
「やすさと君に一目惚れしました。」
マジですかーーーっ!!一目惚れ!?
でもよく考えたらそうですよね?私は顔を知らないですから。
どうやらクラブでの合同練習の時に、私を見たそうです。
ラブレターには他にも「会いたいです」というような言葉も。
はい、一瞬だけ舞い上がりました。
でも、それは数分で収まります。
正直嬉しかったです。
でも、怖かったのもあります。会ったこと無いし。
さらに受験を控えていた私は、受験に集中できなくなることも怖れました。
不器用な性格なので気持ちが整理できず、結局会うのはお断りしました。
しかし、その女の子の事は、中学を卒業しても覚えていました。
第二幕「女子高生はイケメンが大好き編」
そのラブレターから半年以上経った初夏のころ、
奇跡は起きました。
その女の子は私の高校を調べて、文化祭に遊びに来てくれていたようです。
どうやって調べたんだろうか…
しかし、当時の学校は生徒数1500人以上の男子校。
加えて私は一人で動く時、長時間一ヶ所に留まることをしません。
そのため、彼女は一瞬私を見かけたものの、すぐに見失ったそうです。
ではなぜ、この話を私が知っているか。
実は、当時のクラスメートが、ラブレターの女子高生とその友達をナンパしたのです。
それがご縁で、後にその子と会い、私の家に遊びに来ることになりました。
彼女の家は私の住んでいる駅から、JRで2駅以上離れていましたので、私の地元の駅に迎えに行きました。
やたらとテンションが高かったのを覚えています。
彼女が駅に着いたとき、緊張している彼女がとても可愛く見えました。
・・・この時は。
さて、JRの駅からバスで家の近くまで移動しました。
緊張していたので、バスの中で何を話したかは覚えていません。
ただ、楽しかった気がします。
そして、家に案内しました。
家族にも女の子が来ることは伝えてあったので、母が出迎えました。
彼女が母に挨拶した後、私の部屋に通しました。
4畳半の小さな和室。
隣の部屋は弟の部屋です。
弟は、きっとこう思ったのでしょう。
「兄ちゃんが初めて女の子を連れてきた!ここは弟として、失礼のないよう挨拶しておかねば!」
と。
隣の部屋のドアが開く音がして、弟が私の部屋のドアを開けました。
「こんにちは。初めまして。弟のKです。よろしくお願いします(^-^)」
さわやかで、丁寧な挨拶。ナイスだよ弟!
彼女は緊張していたのか少しビックリしたようにKを見て、挨拶を返していました。
「それじゃ、ごっゆっくり」
そう言って、弟がドアを閉め部屋に戻っていきました。
その直後でした。彼女から耳を疑う一言が。
「うわぁ!弟君の方がカッコイイ!!」
・・・え?
頭の中が一瞬真っ白になりました。
今、何とおっしゃられました?(混乱)
弟君の方がカッコイイ。そうおっしゃいましたよね?
たしか、貴女は「やすさと君に一目惚れしました」って書いていましたよね?
つまり・・・
ハイ!終わったーーーーーーーっ!!
その後、ショックのあまり何を話したのか覚えていません。
・帰りは歩いて駅まで送ったこと。
・ずっと何か横で言ってましたが、全然耳に入ってこなかったこと。
この二つだけはボンヤリと覚えています。
どうやって送ったのか?どうやって帰ったのかも覚えていません。
その後、彼女と二度と二人で会うことはありませんでした。
そして、若き日のやすさと氏はこう思いました。
やっぱり、女の子は美形が好きなんだなぁ・・・と。
<予告>
次回 第二次兄弟大戦 「卒業式の第2ボタン編」
あとがき
急に昔の事を思いだし、恥ずかしい黒歴史に終止符をうつために書きました。
妻もこの話はもちろん知っています。「書くんだ」って笑っていました。
弟は、若い頃から優しく努力家でイケメンでした。
今でも思いやりのあるナイスガイだと思います。
しかも背も高い。
そんなのが突然現れたら、彼女の反応も今ならわからんでも無いですが。
一目惚れしました(つまり顔だけ)という相手に対して「弟君の方がカッコイイ」はキツすぎます(笑)
男は基本プライドの生き物ですよ。
どんな顔でも、男は心の中で「自分はカッコイイ」と思ってるところがあるんですよ。
口に出さないけど!
だから女性の皆さんお願いです。
冗談でも、軽はずみでも「○○の方がカッコイイ」はやめてあげてください。
他の男と比較されるのめっちゃ凹みます。
まして兄弟に負けるとか。
毎日顔会わせる度に思い出しますから(笑)
どうか、そう言うときは「弟君もカッコイイね!」って言ってあげてください。
そうしたら、彼はきっと、「自分も」「大切な弟の事も」ほめてくれたあなたの事を、もっと好きになります。
読んでくださったあなたの恋は成就しますように祈っています。
やすさと