こんにちは。やすさとです。
これまで私が今まで見てきた夫婦喧嘩の原因の一端に、『図らずもそうなってしまったもの』があります。
例えば、
- 歩いている時、妻が夫の足を偶然踏んでしまった。
- 妻が振り向いた際に、座っていた私の顔にこぶしが当たった。
- 大切にしていた物がアクシデントで壊れてしまった。
などです。
こんな時、皆さんはどんな対応をしますか?
そんな時、もしあなたが被害に遭った側で、それを気にするほどの事ではないと感じたら、「ある言葉」を使ってみてください。
「罪の意識」を『笑い』に変える一言
身近な人との喧嘩は、意外と「本来ならどうでも良いような小さなこと」が引き金になったりします。
しかし、そこに「体調」「状況」「機嫌」などの要素が加わると、普段なら「どうでもいいこと」が『許せない事』に変わることがあります。
以前、私の妻について少し書いたことがありますが、妻は失敗を非常に気にするタイプです。
別の言葉で言えば、『失敗した時、自分を責める』ことが多くあります。
そして、一度失敗するとずっと気にし続けます。
例えば、私が足を踏まれた時。
妻は「ごめんね」「痛かった?」「嫌いになった?」「ダメな子でごめんね」etc...とずっと心配し続けます。
これでは、妻の心が消耗し続けるので、私はこの様に切り返すようになりました。
「大丈夫だよ。むしろもっと踏んで(笑)」
ドМな発言のようでドン引きした方もおられるかもしれませんが、大人同士でしっかり信頼関係が出来ている関係なら、この冗談の一言で「笑い」に変えることが可能です。
子供に向かって言うと、本当にもっとやる可能性がありますのでお気を付けください(笑)
- 相手の足を踏んでしまった。
- 不注意で肘が顔に入ってしまった。
- 歩いていたら体がぶつかってしまった。
そのような失敗をした時、当人の心の中には「申し訳ない」「怒られたらどうしよう」と心の中に少し怯える気持ちがあるかもしれません。
『大丈夫だよ。気にしないでね。』も十分優しく、愛のある赦す言葉ですが、「気にしないでね」と言われると「逆に気にする」人もいると思います。
そんな時にこそ「むしろもっと踏んでいいよ」「もっと肘鉄喰らわせてもOKよ」「どんどんぶつかってきて」と更に求めてみてください。
すると、相手ははじめは『えっ?』とドン引きするかもしれませんが、妻のように「やってしまった」ことを引きずる女性には、冗談ぽく「もっとやって」と逆に求めることで笑いが取れる上に、罪悪感を取り去ることができました。
ちなみに、私はドМな性格ではありません(笑)
あなたの方がもっと大切
私が失敗した妻に切り返す時、もう一つ必ず付け加える言葉があります。
『妻さんが大丈夫ならそれでいいよ。』
です。
足を踏まれた時は『妻さんは痛くなかった?』。
顔面に肘が入っても『妻さんの肘は大丈夫?ケガしてない?』。
もし、大切にしているものが壊れても『妻さんが無事ならそれでいいよ』。
と伝えます。
わざとじゃないことを責めても仕方がありませんし、怒っても意味がありません。
形あるものは必ずいつかは壊れることがあります。
それよりも、
愛する人が無事ならそれでいいじゃないですか。
私はそう考えています。
愛する人がどんな時でも前を向けるように、あなたの言葉を工夫してみませんか?
読んでくださった皆様の、お役に立ちましたら幸いです。
あなたとあなたが愛する人に、祝福がありますようにお祈りしています。
やすさと