こんにちは。やすさとです。
まだまだ暑いですね。皆様は体調崩されていませんか?
我が家では、なんと二階の寝室にエアコンがありません。
借りたアパートの寝室用和室にエアコンの穴が開いていなかったためです。
そのため、一階のリビングからサーキュレーターを使って二階の寝室にエアコンの風を飛ばし、扇風機でリレーさせて寝室を冷やしています。
しかし、私の住む地方は山陽地区。湿度も高ければ日差しも強く、夜も25度を切ることはありません。
周囲も家に囲まれているので風が少ない・・・というよりは最近は熱風しか吹き込んでこないので寝ている間に熱中症になってしまいます。
そこで、2017年から毎年冷風機を自作し、2019年の3代目をバージョンアップさせた自作冷風扇を紹介したいと思います。
きっかけは2017年の夏
この冷風扇は2017年ごろ話題になったみたいで、わたしもネットの記事を参考にしました。
だから、オリジナルではありません(笑)
その頃から特に夏が熱くて、熱中症に関しても取り上げられるようになりました。
お金もなかったので、高いエアコンも付けられず、借りたアパートだったので窓用エアコンの設置も許可が下りず・・・でもこのままだと死ぬかもしれないと思いました。
とにかく夜が熱くて、妻が「寝苦しい」と言っていたので何かないか?と探して作りました。
100円ショップで集められる材料ばかりで、ダイソーで全て揃えました。
作り方
①発泡スチロールのクーラーボックスに、穴をあけます。
正面に風が出る口を開けます。結露しても大丈夫なように、ボックスの底から一センチくらい高い位置に穴をあけます。形は好みの形で大丈夫ですが、少しだけ幅と高さを絞ることによって、風の勢いが増します(少し飛距離が出ます)。
②蓋に扇風機(送風機)のサイズの穴をあけます。
鉛筆などでおおよその円を描いて(扇風機を蓋にのせて、周りをなぞるとやりやすい)、カッターでくりぬきます。
そのあと、送風機のサイズに合わせて少しずつ削って合わせます。
③中にアルミ箔をひきます。(写真は全てもうすでに敷いてあります)
合うものがあれば小さなトレイでも大丈夫。発泡スチロールの上に直に保冷剤を置くと、発泡スチロールの熱で早く溶ける感じがしますので、私は周りやそこにアルミ箔を置くことで、少しだけ保冷性を上げます。
④食器立てを入れて保冷剤(一枚100円)を入れます。
底面にも保冷剤を敷くともっと良いです。真ん中に小型の保冷材も置きました。
保冷材は、ダイソーの物でも行けますが、ちゃんとしたブランドの長時間用の保冷剤だと、朝まで冷却性を保つものも作れます。ダイソーのものだと4時間が限界かと思います。
⑤ダイソーの卓上扇風機(200円~300円(好みで選択))を載せて完成。
USB充電型のタイプなら、コンセントにさして一晩中回すことができます。
※自然の風だと冷気は放出口からまっすぐ下にタレて落ち、全く人まで届きません。扇風機を使うことで、冷風扇として50センチ~80センチくらいの冷気の距離を稼ぐことが可能です。こうして送風距離が出ることにより、これを枕元に置くことで、涼しく寝ることができます。
頭寒足熱
この冷風扇は、寝苦しい時に頭より少し高い位置で、頭から少し離れた距離(50センチくらい)で使用するのがお勧めです。(好みで調整してください)
冷気は下から溜まります。つまり、上から下に落ちるので、頭より下に置いたりしても意味がないと思います。少しは涼しくなりますが。
頭に直に冷気が当たると、頭や顔が冷たくて目が覚める可能性がありますので、少し高い位置から柔らかい冷気として降り注ぐ程度が良いと思います。
私の家では、寝室部屋の風を扇風機で循環させながら(一方向に固定)、寝る時にこの冷風扇を追加して使用しています。今のところ寝苦しさは回避できています。
※扇風機の風が冷風扇の方を向くと、冷たい風は流されますので、扇風機の風が冷風扇に当たらないように気を付けてください。
どれも簡単に手に入って、不器用な私でも1時間ほどで作れますので、皆さんでも簡単に作れると思います。
皆さんなりのアレンジを加えて、更に良いものを作られるといいと思います。
興味のある方は試してみてくださいね。
余談
ちなみに、VER.3と書いたのはバージョンスリー・三代目の事ですが、我が家ではこのVERの表記からこの冷風扇を『タッペン』と呼んでいます。
この意味が分かった方はかなりのF1好きだと思います。 私と気が合うかもしれません(笑)
皆様の寝苦しい夜に、少しでもお役に立てれば幸いです。
読んでくださった皆様が、熱中症から守られますようにお祈りしています。
やすさと