こんにちは。やすさとです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
皆さん、頑張りすぎて無理していませんか?
愛する人が努力しているのに、結果だけ見て責めたりしていませんか?
今回は、先日妻との会話に出てきた『妻の言葉』を紹介します。
できないこともある
先日、妻と二人で、それぞれ得意なこと、苦手なことについて話していました。
すると、こんな意見が出ました。(一部を紹介します)
夫(私)
得意なこと
- 鍼灸やそのほかの手技で人の痛みをよくすること
- 好きな事について努力すること
- 奥さんを大切にすること
苦手なこと
- 事務処理
- 部屋の片付け
- 道や地理を覚えること など。
妻さん
得意なこと
- 人のために奉仕すること
- 傾聴すること
- 愛を示すこと など。
苦手なこと
- 部屋の片付け
- 料理
という話が出たんです。
夫婦そろって『部屋の片づけが苦手』というのは大変です。
確かに片付かない日も多々あります。
でも、妻の『部屋の片付けが苦手』と言う言葉を聞いたときに、私は『あれ?』と思ったのです。
というのも、独身時代に妻の一人暮らしのアパートに行ったとき、散らかっていたのを全く見たことがなかったのです。
そして、この事象について話し合っていたとき、妻は何かにふと気づいたようにこう言いました。
『なるほど!結婚してから自分の管理してなかった物が増えすぎて、私のキャパシティーを超えてるんだ』と。
それを聞いたときに、何となく自分の中でも腑に落ちたものがありました。
話し合いを続けると、
妻:料理は昔からあまり得意ではなく、一人で献立を考えたりするのはストレスになる
私:経理関係の事務処理をするときは、本当にしんどい
など、互いの苦手なことが改めて理解できました。
人にはいろいろな才能、特質があります。
それは1000人いれば1000人全員が違うものです。
そしてその能力の大きさも、皆それぞれ違います。
『他人ができるからパートナーもできる』という思い込みは、いろいろな意味で『危険』な考え方です。
私達はそれらの苦手なことに関して、夫婦で互いに助け合いながらなんとか乗り越えてきました。
相手ができないことに関して、悪口も言ったことはありません。
それは、こんな言葉をお互い学んでいるからです。
秩序正しく行うことが大切
モルモン書 モーサヤ書4章27節
27 これらのことはすべて、
しかしまた、
したがって、
自分の持っている力以上に無理をすると、良い結果につながらないことがよくあります。
自分や愛する人が、喜びを得るために努力することは必要ですが、物事の道理を外れてまで無理をする必要はありません。
パートナーが無理をして、たとえ失敗しても、『責める』のではなく『愛を示す』ことが大切です。
キャパシティーを超えていると感じる部分は、相談して二人で助け合えば乗り越えることも可能なのです。
今回お伝えしたいこと
離婚問題などの大きな問題や、夫婦関係のトラブルも、このような『キャパシティーオーバー』からくる失敗を『叱責したり、悪口を言ったりする』ことがきっかけだったり、それらが積み重なって発生・発展することがあります。
どうか、そうなる前に、
あなたの愛するパートナーが努力しているなら、失敗しても『責める』のではなく『大丈夫だよ』と愛を示しましょう。
一人で歩ませるのではなく、一緒に支えながら歩んでください。
キャパシティーを超え、パートナーの器からこぼれた水を受け止めるのは、地面ではなくあなたの器であるのが素敵だと思いませんか?
愛するパートナーを大切に、
そしてここまで読んでくださった貴方も、どうかご自愛ください。
読んでくださった皆様に、祝福がございますようお祈りしています。感謝を込めて。
やすさと