いつも読んでくださってありがとうございます。
やすさとです。
今回は結婚して気付いたことの一つである夫婦の『時の流れ』についてお伝えしたいと思います。
自分と他人の中で流れる時間(リズム)は違います
私と妻さんは、私が仕事をしている時間以外ほぼすべての時間で一緒に居ます。
夫婦一緒に過ごす中で、夫婦間での『タイミング』が合わなかったり、自分の中で考える『ペース』で物事ができないということはよくあります。
でもこれは、普通のことなんです。
むしろ完全に一緒のリズムである方が奇跡です。
なぜなら、私が結婚まで過ごした35年と、妻さんが結婚まで過ごしてきた30年は、全く違う経験の積み重ねだからです。
生活環境も違えば、考えの異なる家庭で過ごした二人です。
当然、夫婦で築き上げてきたリズムは異なります。
例えば、
以前の私は、買い物を手早く済ませます。
目的のものを予め決めて、まっすぐ必要なものだけを買い、すぐに帰ります。余計な事には目もくれず、別に買い物が楽しいと思ったこともあまりなかったと思います。
これに対して、妻さんは『買い物自体』をゆっくり楽しみます。
珍しいものを見ては立ち止まり、可愛いものを見ては立ち止まり。そして『見て見て!』と楽しそうに私に呼びかけます。
外出でもなんでも、何かをする時『時間』を楽しもうとします。
付き合い始めの頃、
なぜこんなにゆっくり買い物をするんだろう?
色々なものを見て楽しいのかな?
早く目的のところへ行きたいな。
と考えていたことがあります。
でも違ったんです。
妻さんは『私に時間を楽しんで欲しいと考えて』いろいろなものを一緒に見ようとしていました。
買い物に無関心な私に、『買い物もお出かけも、二人一緒なら時間そのものが楽しいよ』ということを伝えたかったようです。
実際、『一緒に居る時間を楽しもう』『一緒に居られて幸せだよ』と何度も伝えられることで、私も『時間を楽しむ』ということを覚えていきました。
それから私は、妻の買い物リズムに自分を合わせることによって、夫婦での買い物の時間を楽しむようになってきました。
そして、それまで慌ただしかった自分のリズムが、ゆっくりと『時間を楽しむ』リズムに変わったことで、心にゆとりが持てるようになり、花の美しさや、自然の素晴らしさにも気づけるようになりました。
これがもし、自分が早く帰りたいからということで、妻の買い物を「早くしろ」とか「帰るぞ」とか、または「なんでそんなに時間がかかるんだ」などと言ってしまったなら、その言動は妻を傷つけ、妻の気遣いや思いやり、愛情にも気づくことは難しかったでしょう。
新約聖書の教え ヨハネによる福音書13章より
34 わたしは、
今回お伝えしたいこと
人は『自分のリズム』を大切にしたいと考えます。
しかし、夫婦ではそれ以上に大切なことがあります。
それは『相手への愛と思いやり』です。
家の中で、家の外で、二人きりの時間で、あらゆる時にそれは何にも勝ります。
そしてお互いに『相手の幸せ』が『自分の思い』より優先されるようになった時、一番の幸せな時間が訪れると知っています。
読んでくださった皆様が、愛する人とお互いに愛し合い、たくさんの喜びを得られますように心からお祈りしています。
神様が皆様を祝福してくださいますよう心からお祈りしています。感謝を込めて。
やすさと