やすさとです。
皆さんは、プロポーズに関してどのような思いを持っておられますか?
記憶にない?とても大切な思い出?
それとも、今からでしょうか。
人によっては、一大イベントとなりうるこのプロポーズ。
私たちの場合は、少し変わった状況になりました。
プロポーズ前の問題点(私たちのケース)
①女性がアクセサリーに興味がない
早速ですが、私たち夫婦のプロポーズ準備には多くの問題点がありました。
妻は、「プロポーズをして欲しい」という人でした。
妻の中のプロポーズのイメージがどんなものだったのか・・・?
今となっては知る由もありません。
レストランで、ケーキと一緒に。
美しい夜景を背に。
男性が跪いて箱を開けて・・・そこには輝く指輪が!
だったのかもしれません。
しかし、妻は一切指輪というものを持っていないばかりか、左手薬指を含めたすべての指輪のサイズを知らないと言ったのです。
そのため、サプライズで指輪の準備をすることは難しくなりました。
②肌が弱かった
私の妻は肌がかなり弱い人です。日焼け止めなしのまま外で過ごすと、わずかな時間で火傷のようになります。
アクセサリーも、材質によってはかゆくなったりと、長時間身に付けることが難しいそうです。そのため、肌に合わないものは選べないということが分かりました。
③デザインに対するこだわり
これは個人差があると思いますが、妻はデザインの「好き嫌い」がはっきりしている人です。
特に、見た目が好みでない場合、どんな高価なものであっても基本「う~ん」と難しい表情をします。
そのため、私だけのセンスでは喜んでもらえない可能性がありました。
④遠距離恋愛
私と妻は少しだけ遠距離恋愛でした。
わずか200kmの距離でしたが、お互い田舎だったので、片道の移動に4時間かかりました。
そのため、毎週の様には会いに行くことができませんでした。
⑤学生同士
私たちは、社会人入試で入学した学生同士でした。(それぞれ地元の学校)
二人とも国家試験を控えており、時間的な制限がありました。
また、金銭的にもゆとりはありませんでした。
いざ、プロポーズ本番へ
指輪の購入
上記のような理由から、指輪は二人で一緒に探しに行きました。
妻の親族が務めているのが石のお店ということで、関連会社のお店に行って売り上げに貢献しました。
そこで、妻の気に入った指輪を購入しました。
そんなに高いものは買えませんでしたが、満足してもらえたようでした。
妻は、裕福ではない家庭で育ったので、「高い指輪は要らない」と言われました。
サプライズを計画し、自分の選んだ指輪で勝負をかけるのもいいですが、妻が気に入る指輪を一緒に選ぶのもいいですね。確実に大切にしてもらえます。
場所選び
もし、時間とお金に余裕があれば、オシャレな場所や絶景スポットなどでプロポーズするのもいいと思います。
演出にこってみるのも楽しいでしょう。
ただし、ロマンチストな女性だと、シチュエーションが気に入ってもらえず『やり直し』と言われたケースがあるそうです。(知人の実話です)
でも、私たちにはお金がなく、またゆっくりと時間を過ごすこともできなかったので、絶景よりも神聖な場所として、私たちが毎週集う『教会の礼拝堂』を選びました。
神様の前で、神聖な場所でプロポーズすることが、一番クリスチャンとしてふさわしいのではないか?と考えたためでした。
プロポーズの言葉
プロポーズで緊張しない男性は居るのでしょうか?
当然のごとく緊張していた私は、準備した言葉も忘れて
『こんな変な私だけど受け入れて、結婚していただけますか?』
と言ったのです。
妻は笑いながら『はい』と言ってくれました。「プロポーズしてくれて嬉しい」と言ってくれました。
あれから6年、寛容な妻に支えられて、毎日が幸せです。
プロポーズは気持ちが大切
インターネットで調べると、プロポーズをしないまま結婚したカップルは半数近くにも上る、という話がありました。
しかし、プロポーズをされなかった中の女性の多くは、「きちんとプロポーズをしてほしかった」と感じているんだそうです。
もちろん、人にはそれぞれの価値観や、喜ぶ形があります。
お互いが幸せであれば、それが一番なのでしょう。
「結婚しても、あなたをずっと大切にします」という決意の表明が、パートナーに伝わるといいですね。
男性も精一杯の勇気と愛をもってプロポーズします。
結果としてそれがどんな形になっても。
あなたがその方を愛していたら、『はい』って喜んであげてくださいね。
読んでくださった皆様に祝福がありますように。感謝を込めて。
やすさと
(2020.5.5改稿)